はじめは、躊躇した障がい者雇用。
しかし、その考えは間違いだと彼らが教えてくれました。
德倉株式会社は平成18年、東金市の工業団地である千葉東テクノグリーンパークに新工場を建設し、これを機に障がい者の雇用促進に取り組むこととなりました。
当初は同業者からの勧めで障がい者雇用に取り組み始めましたが、正直に言えば積極的ではありませんでした。しかし、障がい者支援施設『就職するなら明朗塾』の紹介により、社長が障がい者が真摯に働く姿を目撃し、採用の意欲を抱きました。最初は知的障がい者1名の雇用から始まり、様々な課題や困難がありましたが、支援団体のサポートを得て、現在では従業員比率5%程度の障がい者雇用を実現しています。障がい者を雇用する経験がない中での試行錯誤でしたが、それが企業の成長と共に障がい者雇用を不可欠なものと位置づけるまでになりました。